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太陽光発電と雪対策-雪止め-

屋根設置太陽光発電と雪対策!

ますます寒さが厳しくなってきましたが、屋根設置の太陽光発電システムへの雪対策は行っていますか?


雪対策を怠っていると思わぬトラブルを引き起こし、せっかく設置した太陽光発電パネルの破損や事故に繋がる可能性があります。本格的な雪シーズンを迎える前に一度屋根の雪対策を見直しましょう。


落雪

太陽光発電の雪トラブルで注意するべき問題は大きく以下の
3つがあります。


落雪


雪の重みによるパネルの破損


発電率の低下


今回はこの中でも特に落雪に注目したいと思います。
落雪の事故は非常に恐ろしく、太陽光パネルや家屋の損壊以外にも人命にも関わる事故に繋がりますので雪対策の導入が必要です。


落雪トラブルに関して


独立行政法人国民生活センター様の調査によると相談件数も増えており、近隣住民とのトラブルや事故なども増加しているようです。


太陽光パネルを設置している屋根はパネルを設置していない屋根よりも雪が滑りやすいと言われています。

太陽光パネルの表面は滑らかなガラスで覆われており凹凸が少なく滑りやすい状態になっている為、
落雪を誘発するからです。雪が滑ると考えている以上に遠くまで飛んだり、滑り落ちるスピードが速く危険ですので安易に軒下などに入らないようにしなければなりません。


太陽光パネル設置の普及に伴い、落雪トラブルは年々増加・破損事故や負傷事故多発!


落雪対策


落雪対策をするのには何が良いのでしょうか?
対策方法はいくつかありますが、落雪を防ぐのに有効な物の一つに『雪止め』があります。


雪止めとは屋根に積もった雪の落雪防止のために屋根に設置する器具です。
雪が溶け出して屋根から滑り落ちてしまうのを防ぐのが雪止めになります。



自分の住んでいる地域は豪雪地帯ではないから雪止めは必要ないと思っていませんか?


でも実は豪雪地帯では雪止めを設置していない家屋がほとんどです。


なぜかというと豪雪地帯で雪止めを設置する事で大量の雪が溜まり、かえって住宅への負荷や危険が増えてしまう恐れがあるからです。



豪雪地帯で必要ないのであればどのような地域で雪止めが必要なの?


基本的には雪が積もったことのある地域では雪止め設置の検討をした方が良い!

雪が降るといってもほとんど降らないから必要ないと思われるかも知れませんが、そのような地域こそ雪止めの必要な地域です。


先にご紹介させて頂きました独立行政法人国民生活センター様の資料によりますと、落雪トラブルによる相談件数が突出して多いのは『南関東地方』です。

意外かもしれませんが、豪雪地帯ではないので雪対策が疎かになっていたり、隣接している住宅が密集している為、落雪事故の被害が広がりやすいのです。



落雪による事故を防ぐために消費者への注意喚起も行われております。
参照URL:http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20110203_1.pdf



雪止めの設置は屋根の状態や住宅周りの環境に合わせて適切に設置しましょう!
落雪ストップ

雪止めなら住宅の屋根に設置してあるからと大丈夫!と安心されていませんか?

ですが太陽光パネル設置した際に元々屋根に設置されていた雪止めの上からパネルを設置してしまい、折角施していた落雪対策が意味のない物になっている場合もありますので注意が必要です。


また一概に雪止めと言っても様々な種類があります。
どのタイプの雪止めが設置されていて、適切に落雪対策出来ているか


確認しましょう。



様々な雪止め


落雪ストップ雪止め… 太陽光発電を行っている場合に使われる雪止め。パネルからの落雪を防ぎます。


扇型雪止め… スレートとスレートの隙間に入れて固定するタイプ


雪止め瓦…瓦 そのものが雪止めの形状をしている、瓦屋根用の雪止めです。既存の瓦を抜いて差し換えます。


瓦用雪止め… 取付位置の瓦をはがし、ビスで固定します。
瓦本体を浮かして雪止めを滑りこまして設置できるタイプのものなら、瓦を剥がさずに設置できます。


羽根付雪止め… 桟木に羽根付の雪止めを取り付けます。


アングルタイプ… 長い棒で雪を止めます。多くの雪を止めることが可能です。
羽根付雪止めでは落雪を止めきれない場合などに採用されています。



パネル設置の屋根には軒先に金網型の雪止めを設置するタイプ(落雪ストップ雪止め)が有効

太陽光パネルから大量の雪が一度に落ちるのをしっかりと防止することが出来ます。
落雪ストップ雪止めにも様々な形がありますので状況に合わせて選びましょう。


雪止めを設置せずに雪下ろしを検討されている方は要注意です!


太陽光パネルを設置している屋根での雪下ろしは足元が滑りやすい上に、太陽光パネルやケーブルを破損する可能性がありますので、やむを得ず雪下ろしを行う場合には太陽光設置業者などの太陽光発電システムに詳しい専門の業者へ相談する事をお勧め致します。



事故やパネルの破損等を引き起こす前に屋根太陽光パネルの雪対策を検討して、万全の準備を行いましょう。